日本サン・マイクロシステムズ株式会社 ブース番号:BB-01 「Internet & Intranet-新たなるパラダイム・シフト」 クライアント/サーバシステムへのパラダイムシフトをドライブしたSun&Oracleの連携が,さらなる次世代コンピューティングへの道を拓く。そのネットワーク,デジタルメディアを実現する,Sunのオブジェクト指向言語Java。Oracleのマルチメディア技術。それをらSunのプラットフォーム上で紹介する。また「テラバイトサーバーコーナー」では,5テラバイトを超えるデータベースのデモを行なう。 ●テーマステージ エンタープライズ・ソルーションを,具体的なデモを含めて紹介。デモは,「STAR OFFICE」によるDSS,および「HOLONシリーズ」。 64ビットUltraSPARC搭載Sun Ultraが登場 日本サン・マイクロシステムズ株式会社は最新ワークステーションSun Ultra1シリーズやSun UltraServer 1シリーズを展示している。これは64ビットのUltraSPARCプロセッサを搭載した超高速マシンである。また同社はテラバイトコーナーにおいて,世界初の5テラバイトを実現したデータウェアハウジングのデモを行なっている。 日本サン・マイクロシステムズ株式会社 日本オラクル株式会社 日本サン・マイクロシステムズ株式会社,日本オラクル株式会社は1996年1月17日,世界最大規模のデータウェアハウスを実現したと発表した。「ORACLE OPEN WORLD 1996」で注目されているテラバイトサーバーコーナーで展示されるもので,「5.5 TB(テラバイト) on the Internet/Intranet」というタイトルが付けられている。 このデモ展示は1つのオラクル・ファイル・サイズが8GB(ギガバイト),最大の総物理ディスク量が5.5TB(データベースサイズは5TB)になるもので,Oracle 7 Release 7.3で一般公開されるのは世界で最初になるものである。 このシステムはSun社,Oracle社が共同で実現したもので,最先端のテクノロジーが投入されている。ハードウェアはSPARCcenter2000Eエンタープライズサーバ(CPUに85MHz SuperSPARC×20基,メインメモリに5GB),17台のSun SPARCstorage Array Model 200記憶サブシステム(9GB×612個のディスクドライブをファイバ)が利用されている。ソフトウェアはデータベースがOracle 7.3.1,OSにSolaris 2.4,記憶媒体管理用にSPARC storageVolume Managerを使用している。 このデモはOracle Warehouse Terabyte Test-to-Scaleプログラムの規定通りに構築されたものである。 また,日本サン・マイクロシステムズ株式会社は今注目の技術「Java」によるブラウザ「Hot Java」を使用して,5.5TBのデータウェアハウスへのアクセスをデモし,インターネットでの利用を強調する。 オラクル社はこのデモで世界で初めて,Queryをインテリジェントに実行するOracle bitmap index機能を実現している。席上,米国Oracle社SunProducts Divisionの責任者でVice PresidentのJoseph Vassallo氏はこの機能は96年第2四半期に出荷が予定されているFull 64bitファイルシステムアクセスが可能になるOracle 7.3.3に搭載される予定の機能であると述べ,これによってOracle 7は従来の20倍以上の処理速度を実現すると発表した。同時期にSun Soft社はSolarisをアップデートし,2.5.1にする予定であるとも発言した。 1 Terabyteとは? ●1.4MBフロッピー 72万本 ●A4サイズの文書5億ページ ●MPEG1ムービー 2,000時間 (1,000タイトル) ●パソコン (1GB) 1,000台 ●重さ2トン